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2021年(令和3年4月)~技能者登録料
2021年3月までは、技能者登録料一人あたり2500円でしたが、4月以降は「2段階登録申請」が開始となる予定です。
この変更によって、技能者登録が①簡略型と②詳細型に分かれ、
①簡略型 技能者の本人情報を登録
技能者登録料 2500円
②詳細型 本人情報に加え、保有資格や健康診断情報も登録
技能者登録料 4900円
となります。
簡略型で登録した後、詳細型に切り替えたいときは、追加で差額分の2400円を支払うようになります。
キャリアアップカードの保有を検討しているかたは、3月中に申請することをおススメします。
※3月中に技能者登録申請ボタンを押して決済が完了すれば2500円で登録できます
簡略型の登録項目は?
簡略型の登録項目は、以下のようになっております。
- 本人情報
技能者氏名
生年月日
性別
血液型
国籍
現住所
電話またはFAX
メールアドレス
緊急連絡先住所、電話番号、氏名 - 所属事業者情報
所属事業者 - 職種
- 社会保険等
健康保険
年金保険
雇用保険 - 退職金制度
建退共または中退共
詳細型の登録項目は?
詳細型の登録項目は、上記「簡易型」の登録項目にプラスして、
1.労災保険特別加入(一人親方、事業主)
2.健康診断
3.学歴
4.登録基幹技能者資格
5.保有資格等
6.研修等受講履歴
7.表彰履歴
となっております。
簡易型と詳細型、どちらで登録すればいいのか
では、自社の場合・自分の場合は簡易型と詳細型、どちらで登録すればいいのか?と悩みますね。
一人親方の労災特別加入が詳細型の登録項目に分類されているので、一人親方は必然的に詳細型を選択するようになりそうです。
また、キャリアアップカードを取得してからレベルアップ判定を考えている場合は、詳細型を選択し、建設キャリアアップに保有資格を登録する必要があります。
詳細型で登録したほうがいいのはこんな人
・一人親方
・レベル判定をしてカードの色をランクアップさせたい
・登録基幹技能者
・現場代理人になれる資格を保有している
・建設業許可の専任技術者
・元請から、保有資格の登録もするように言われている
・特殊な研修の受講履歴があって現場で必要になる
・表彰履歴をアピールしたい
2021年からの技能者登録料値上げについては以上になります。