2020年10月19日アーカイブ

建設キャリアアップ R2年10月からの制度改正

料金の改定

1 事業者登録料が現行の2倍に
  例 資本金500万円未満の事業者の登録料が、3,000円から6,000円に値上げ
    資本金1000万円~2000万円未満の事業者は、12,000円から24,000に
    値上げ
一人親方については、10月以降も無料のままです。


2 管理者IDの値上げ
  管理者ID利用料が2,400円から11,400に値上げしました。

お問い合わせセンターの電話受付終了

今後、不明点がある場合はメールで問い合わせるようになります。

郵送申請の受付終了

郵送申請の受付が終了し、今後はインターネットで申請するようになります。

CCUS登録 進まない原因

国が推し進めるCCUS(建設キャリアアップ)の登録ですが、なかなか登録率が上がらない原因が分かりはじめてきました。

一言でいえば、「登録するメリットを感じられない」ことが原因です。

例えば
・公共工事の積算に、CCUSにかかる経費計上ができない(2020年10月現在)
・未登録の下請業者が多数いるため、施工体制台帳や作業員名簿の作成にCCUSが利用できない
・登録しても現場にICカードリーダーが設置させていない
・申請に経費と手間がかかる


当事務所にご依頼いただくお客様からも、
「元請に登録するように言われたけど、なんのために登録しなければいけないのか分からない」
「今まで通りグリーンサイトで書類を作成すればいいのに」
という相談がありました。

メリットを付加する必要性

CCUS(建設キャリアアップ)に登録するメリットとして、技能者の就業履歴が蓄積され、経験が証明されるようになる→技能者が正当に評価される→貴重な若い人材を確保できる、というメリットは少なからずあります。

しかし、事業者からするとメリットが少ない、コスト増などのデメリットが目に付く、というのが現状と言えそうですので、事業者向けにメリットを感じてもらえるように、経営事項審査での加点や、工事成績算出の際プラスになる仕組みの導入が必要です。

現状メリットが少ないとはいえ、今後工事に参加するには、(特に公共工事)下請業者も含め登録が必須になってくることに変わりはありません。

グリーンサイトとの連携は既に可能ですし、建退共との連携事業も進んでいるようです。
今後CCUS登録料値上げが決定しているということもあるので、早めに登録して、新しい制度への対応可能な体制を整えておくほうが得策と言えそうです。