管理者ID利用料は、なんのための費用?
事業者登録が完了すると、登録料の他に管理者ID使用料として別途請求が来ますが、この管理者IDとは「事業者が建設キャリアアップの情報を管理するための費用」です。
技能者の情報、事業者の情報、現場の情報を管理するために支払う費用ということになります。
管理者IDは、事業者登録をすると必ず発行され、一年あたり11,400円(一人親方は2,400円)を支払います。この費用は、事業者登録を継続している限り毎年発生する費用です。
IDを追加したい場合は、キャリアアップシステムに事業者IDを使用してログイン後、発行の手続きをすることが可能です。
追加されたIDについては、更新しなければ翌年は使用料がかかりません。
管理者IDと現場管理者IDの違い
※建設キャリアアップ 事業者情報登録申請書の手引 より引用
現在は、現場管理者IDは無料です。
では、現場管理者IDを保有しているとなにができるのかというと…
「施工体制の登録」
「就業履歴管理」
となります。(下図参照)
図を見てお分かりいただけるように、IDの階層によって与えられる権限が違います。
現場によって、事業者責任者と現場管理者だけの場合もあれば、事業責任者の下に第一階層、その下に第二階層…というパターンもあり、それぞれの施工体制で判断することになります。