キャリアアップカードって何?

建設キャリアアップシステムでいうキャリアアップカードとは、システムに登録した技能者に発行されるカードのことです。

カードには、技能者本人の氏名や住所などの情報に加え、加入する社会保険、保有する資格が登録されていて、現場に入場するたびにカードリーダーにタッチします。

どこの現場で就業したか毎日入場するたびにどんどんデータが蓄積され、必要な時にすぐに確認できるようになるので、自分の経験を簡単に証明できるようになります。

現在、カードの色は一般の白と、登録基幹技能者のゴールドの二種類ですが、将来的には白、青、シルバー、ゴールドの4段階になる予定です。

ゴールドカードを保有するにはどうすればいい?

キャリアアップシステムのゴールドカードを保有できるのは登録基幹技能者ですが、登録基幹技能者になるにはどうすればよいのでしょうか?
基幹技能者制度は、建設業法施行規則に「登録基幹技能者制度」として位置付けられており、国土交通大臣が登録した機関が実施する登録基幹技能者講習の修了者は、登録基幹技能者として認められ、経営事項審査においても評価の対象となりました。

登録基幹技能者の役割

 登録基幹技能者は、現場において次のような役割を担っています。
  1 現場の状況に応じて、施工方法を提案する
  2 現場の作業を効率的に行うため、技能者を適切に配置する、
    作業方法や作業手順を決定する
  3 生産グループ内の技能者に対し、施工の指示を出す、指導する
  4 前後の工程を考慮し、他の職長と連絡・調整を行う

現場をまとめる、全体を見て指示を出す、マネジメントするなど、個人としての技能が優れているのはもちろんのこと、現場経験が必要です。

登録基幹技能者の資格要件

登録基幹技能者講習を受講するためには、次の要件を満たしている必要があります。

・当該基幹技能者の職種において、10年以上の実務経験
・実務経験のうち3年以上の職長経験
・実施機関において定めている資格等の保有  (1級技能士、施工管理技士等。すべての受験資格については、登録基幹技能者のサイトをご確認ください)

キャリアアップシステムの個人情報の取扱いは?

技能者がシステムに登録した基本情報と就業履歴情報については、自分の所属する事業者(会社)と、入場している現場の元請業者、上位下請業者に共有されます。
また、他の事業者(同業他社)には、技能者本人と所属事業者が認めた範囲内で、情報が共有されることがあります。
これは、自社の施工力を他社にアピールする際に利用されることが想定されています。

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