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能力評価制度(レベル判定)とは?

ゴールドカードを取得するには

建設キャリアアップでは、技能者の能力に合わせてカードの色をレベルアップさせていくことができます。
レベルは、下記のように1から4まであります。

レベル1 カードの色 白
レベル2 カードの色 青
レベル3 カードの色 シルバー
レベル4 カードの色 ゴールド

レベル1は初級技能者、レベル2は中堅、レベル3は職長、レベル4は高度なマネジメント能力を有する技能者と位置付けられています。

令和5年4月現在、新規技能者登録すると全員に白のカードが発行されますが、レベル判定を受けてカードの色が変わることで能力が「見える化」するよることを目的にレベル判定の手続きが導入されました。
カードの色が変わることで、従業員のやる気アップにもつながりそうですね。

2023年4月現在の情報です
レベル判定は、将来的にキャリアアップシステムを通して申請できるようになるという情報もありますが、現在はまだシステムが構築されていません。
今のところ統一的な申請画面は無く、レベル判定担当している各評価団体にメールや郵送で申請する流れを取っています。
レベル判定の審査自体は、キャリアアップシステムを運営している「建設振興基金」でやっていないということです。
評価団体ごとに手続き方法などの詳細が異なっていますので、以下のページをご確認ください。
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000040.html

目次

レベル判定を受けるための具体的な手続き

レベル判定の手続きは、技能者本人が申請するか、所属事業者が代わりに申請します。
所属事業者の上位下請や、元請も申請可能です。

レベル判定を受けたい技能者・代わりに申請する事業者ともに、キャリアアップシステムに登録完了してIDを保有していることが条件になります。

費用は、技能者一人あたり4000円です。

レベル判定の基準

具体的に何色のカードを保有できるのかは、職種によって決められた基準を満たしているかどうかで判断されます。

例えば、職種が「内装工事」だった場合の基準は以下の通り。

レベル2(青)になるには、
就業日数3年(645日) かつ、以下の資格のいずれかの保有が必要です。
2級技能士(内装仕上施工職種または表装職種)
研削といしの取替業務(特別教育)
足場の組立等作業従(特別教育)
有機溶剤作業主任者(技能講習)
玉掛け(技能講習)
丸のこ等取扱作業主任者(安全衛生教育) 


レベル3(シルバー)になるには、
就業日数5年(1075日)
職長・班長経験日数3年(645日)
レベル2の保有資格 かつ、以下のいずれかの保有が必要です。
1級技能士(内装仕上施工職種または表装職種)
青年優秀施工土地・建設産業局長顕彰(建設ジュニアマスター)
2級建築施工管理技士

レベル4(ゴールド)になるには、
就業日数10年(2150日)
職長経験日数3年(645日)
レベル3の保有資格 かつ、以下のいずれかの保有が必要です。
登録内装仕上工事基幹技能者
優秀施工者国土交通大臣土地顕彰(建設マスター)
1級建築施工管理技士
卓越した技能者(現代の名工)

建設キャリアアップシステムに登録した際は白いカードが発行されますが、レベル判定を受けて白→ゴールドに変更することも可能です。(初めからゴールドの要件を満たしていれば、青とシルバーの段階を踏む必要はありません)

職種については、35種類の職種が設定されています。
詳しくは国土交通省 建設技能者の能力評価制度について をご覧ください。
当事務所にレベル判定、もしくは建設キャリアアップシステム登録のご依頼をいただいたお客様には、該当職種についてご説明することが可能です。

With.行政書士法人にレベル判定をご依頼いただいた場合

弊社でレベル判定に関する手続きを代行することも可能です。
お客様には、申請書や委任状に押印をして、データでお送りいただければかまいません。
窓口とのやりとりは全て弊社で行いますので、忙しくてなかなか時間が取れない場合はご相談ください。

なお、技能者様の保有する資格によって、追加の資料が必要になったり、ご希望の色のカードが取得できないことがありますが、予めご了承いただきますようお願いします。

レベル判定代行報酬 技能者様一人あたり 16500円(税込み)

クリックするとお問い合わせフォームに遷移します

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